2社の派遣会社に面接希望の連絡をし、そのうちの最初に問い合わせた会社に実際に行って登録をしてきました。
オフィス街の大きなビルの中にあるその会社は、結婚前に働いていた会社の雰囲気にも似ており、懐かしくなりました。と同時に「自分はもうこうやって大きな会社の正社員として働く選択肢は残されていないのだな」と切なくもなりました。
派遣会社というのは働きたい人のために働く場所を斡旋してくれる会社です。私は派遣会社と契約をして給与も派遣会社からもらうことになります。勤務時間も働ける日にちもあらかじめ決めてから仕事をするので、久しぶりの社会復帰には働きやすそうです。
私は介護職の調理の仕事をしてみたかったので、その旨話していました。
担当の女性は20代の若くて可愛らしい雰囲気の人。あまりに担当の人が若いのでちょっとびっくりしました。介護に関する仕事だから、斡旋する人ももう少し世代が上だと思っていたので。
「ひとつここがいいかなと思う場所があります。」
家から20分くらい。バスでも行けるし、車通勤もOKなようです。
時給は一般的な派遣の相場よりかなり低め。
でも短時間で時間に余裕があるのが気に入りました。
「では先方様と日にちと時間を決めて見学に行きましょう。私もご一緒しますから。」
なんと!派遣会社の方が面接にも同行してくださるとのこと。
50歳の私のために、20代のこんな若い方が付き添ってくれるなんて。
本当だったら逆なのにね・・・とちょっと可笑しくなりました。
でも今は彼女が心強い味方。何よりもその一生懸命さに感心させられました。
介護施設って実際どんなところだろう?
人間関係は難しいの?
調理の仕事場ってどんな感じ?
何もかも初めてです。
以前だったら腰が引けていたかも。
でも今の私には働いてみるという選択肢しかない!
派遣の仕事の良さは未経験職種でも1つの会社に縛られることなく体験できることですね。また派遣社員から正社員への道もあるそうです。
そして頼もしい彼女と一緒に施設見学をすることになるのです。