「結婚は簡単なのに離婚は本当に大変!」という理由に別れる際の手続きの煩雑さがあります。特に20年以上も専業主婦だった私が離婚する場合、その際の手続きは離婚届を出すこれからがスタートなのだと思うと気が遠くなります。
まず一番心配なのは健康保険を確保すること。病気になっても病院にも行けない状態では不安です。離婚届を出した瞬間から扶養からは外れるので、新しい保険証が届く前にもしも私が病院に行ったら10割負担になってしまいます。
そんなこと恐ろしい(もちろん後で申請すれば返却してもらえますが)。
専業主婦で夫の社会保険に入っていた私の場合、今はパートという身分なので国民健康保険に変更になります。
離婚届を出す
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夫の勤務先を通して「健康保険被扶養者異動届」というものを社会保険事務所に提出してもらう(離婚後2週間以内に)
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夫の会社から扶養家族から外れたことを証明する「資格喪失証明書」を送付してもらう
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市町村役場で国民健康保険への加入手続きを行う
書き出しただけでもややこしく、面倒な手続きの数々。こういったことが面倒で、離婚を思いとどまる人もいるのだろうなと思いました。
何はともあれ離婚届を出すその時が新しいスタートの始まり。その先がどんなに複雑で面倒でも前へ進むしかないのです。これからしばらくはあちこちの公的機関に通うことになりそうです。