離婚前は、子どもの進学、受験、習い事などが重なり、夫はたまにしか帰ってこないし実家は頼れないしで今でいうワンオペ育児をしていた私は毎日がいっぱいいっぱい。
遠く離れた場所に住む両親のところへ帰るのは年に1度か2度程度になっていました。
その後離婚し、子供たちも手がかからなくなってきて、今ようやくゆっくりと両親のところへ気兼ねなく帰省できるようになりました。
これが離婚していなかったら、毎回の帰省は夫の顔色をうかがいながらだったと思うし、お金もかかることなので喧嘩も多かったでしょう。もしかしたら、行くな!と言われていたかもしれません。
もっと早いうちの離婚だったとしたら、子どもに手がかかっていて、今のように両親の元へは帰ることができなかったでしょう。
50歳はまさに離婚のグッドタイミングでした。
これ以上早くても、これ以上遅くてもそれはそれで身動きとれなかったと思うから。熟年離婚で良かったこともあるのだなと、毎回私の帰省を楽しみに待っていていくれる両親の顔を見るたびに思ってしまうのでした。