自宅近くにあるヨガ教室で、ヨガを5年ほど続けています。きっかけは子どもの頃から筋金入りの体の固さを誇る私が(誇れることじゃないですが)40代の半ば頃から腰の痛みを感じるようになったことです。
行くまでは「今日は休んじゃおうかな。」「着替えるの面倒だな。」なんて散々ウダウダしているものの、思い切って行くと帰りは爽快!やはり運動は50代にこそ大切なのです。
腰痛持ちがヨガと出会うきっかけ
立ち上がるのにも「ヨイショ!」が必要で、以前のパートの調理の仕事をしている時も、立ち上がったり重いものを持ったり、皿洗いをしたりで前屈みの姿勢が多いことも腰痛に拍車をかけていました。
整骨院で見てもらうと、どうやら筋肉が固まりやすい性質らしく、そのままにしておくとさらにひどいぎっくり腰レベルになる可能性があると言われました。ぎっくり腰と聞いて嫌な思い出が蘇ります。
ぎっくり腰(←重たいものを持ち上げてグキッと)はこれまで数回経験したことがあり、その他ぎっくり首(←目薬を指していてグキッと)の経験もあります。あの辛さはもう2度と経験したくない!ということで、ヨガを続けているわけです。
ホットヨガの気持ちよさに目覚める
現在通っているのはホットヨガです。 室内温度35~39℃(たまに先生がうっかりしていて40℃超えになる時も!)湿度60~65%前後(スタジオの至る所に置かれた加湿器が!)というのが一般に言われるホットヨガの環境です。常温ヨガよりももちろん汗をかきやすいですが、はじめた当初はただ暑さを感じるだけでサウナの中のような環境が苦手でした。
なぜ他の人は暑くても平気に動いているのに、私はこんなに苦しく感じるんだろう?その答えは「汗をかけるかどうか」ということにありました。
始めた当初の私は、たとえホットヨガの教室の中にいてもそれほど汗が出ませんでした。一方、隣の人を見ると滝のような汗で、タオルで何度も汗を拭っています。当時は冷え性がひどく、手足はいつも冷たく、真冬などは人に驚かれるほどの冷たさをしていました。
ホットヨガを始めて、少しずつ汗をかけるようになり、汗をかくと水を大量に飲めるようになりました。それまであまり1日に水分を摂る習慣のなかった私が、ヨガのおかげで500mlを1時間のレッスンで飲み干せるようになり、普段の生活の中でも黒豆茶を始め、紅茶、緑茶、水、野菜ジュースなど、いろいろ飲めるようになったのです。
50代に運動が必要なわけ
体の硬さは相変わらずちょっと良くなったかなくらいですが、それより大きく変わったのが「ストレッチをして体を伸ばす気持ちよさ」を知ったことです。
離婚問題で日々消耗していた時期は、涙で腫れた目をしながら出かけたものです。でも汗をかき、水を飲んで巡りを良くし、硬い体を柔らかく伸ばし、呼吸の音に耳をすませて集中していくヨガの教室の後は、不思議と頭がすっきりしてちょっと前向きになれたものでした。
あのまま家にこもりっきりでいたら、または体を動かさずにいたら、きっと心のバランスが崩れていただろうなと思います。体を動かし、新鮮な酸素を体のすみずみまで巡らせることは、体調が変わりやすい50代にこそ必要なことと言えますね。
これからさらに上の世代になっていく時、いつまでも若々しい人と、歳より老けて見える人の違い。それは気持ちの問題も大きく左右されるでしょうが、見た目がシャキッとして背筋が伸びているかどうかも大きいと思うのです。
ヨガは大きな動きを必要とせず、ヨガマットとウエアだけがあればすぐに出来る運動です。ヨガマットは家でも広げ、今では当たり前になったオンラインヨガレッスンなどにも使えるので家に一枚あると便利ですよ。
私はこのsuriaスリア ヨガマット hdエコマットが好きで使っています。何度使ってもへたらず、厚みもしっかりあるのでおすすめです。
50代の運動。筋トレを始めジョギングでも、テニスでも、卓球でも、水泳でも。体を動かす気持ちよさは、心を健康に保つためにも大切なのですね。