専業主婦生活生活が長かった人が、再就職する場合、どのように仕事を探していますか?実際の体験から、元主婦が大きな資格を持たず再就職を探すということは、きちんと戦略を立てずにいるとまず採用されないということがわかりました。特に50代には。
もし若い頃に事務職で働いていて、これからまた事務職で復帰したいと考える場合、採用する側としては「すぐに戦力として働いてもらえるのか」ということにポイントを置いてくるでしょう。そのために、ワードやエクセルの試験が課されているところも多くみられます。
でもスキルアップにはお金がかかるんでしょう?とお悩みの方。そんなあなたに東京都限定ですが【無料スキルアッププログラム】をご紹介しましょう!東京都以外の方も、お住まいの自治体でこのようなサービスが無いか探してみましょう。意外と公的なプログラムが見つかるかもしれません。
50代からの再就職探しは、公的な機関に頼ってみるのもおすすめ
民間の派遣会社や転職紹介サイトには、もちろんメリットもたくさんあります。が、有力な資格が無く、年齢も50代を超えた求職者の場合、どちらが合っているのかと言えば、やはりハローワークのような公的な機関なのだなと様々な経験を経て気付きました。
なぜなら、ハローワークの方が、比較的求人の年齢層が高く、中には65歳くらいまでというものもあります。民間の派遣会社では、どうしても若い世代対象の求人が多いという印象です。担当の職員の方と話しながら仕事を探せるのも心強く、やはり50代以降の職探しは、公的機関でプロの力を借りて行うのがスムーズに決まると思ったのです。
ハローワークとは
職業安定法に基づいて、職業紹介、指導、失業給付などを 全て無料で手掛ける国の行政機関。正式名称は『公共職業安定所』。
もともとは1989年に現在の厚生労働省にあたる 旧労働省が公共職業安定所の愛称を募集し、 選ばれた名前が「ハローワーク」であったことに由来しています。 1990年からハローワークという名前が使用されるようになっています。
近年はハローワークも世代や属性によって形態の多様化が進んでいます。 30歳未満の若者を対象とした『ヤングハローワーク』や 子供を持つ女性を対象とした『マザーズハローワーク』なども開設されています。引用:Weblio辞書
ハローワーク求人の特徴は、企業が求人登録する時にまったく費用がかからないというところにあります。国が、働きたい人と働いてくれる人を求めている企業の仲介をし、国全体の雇用情勢を安定させることを目的に設置された機関だからです。
ハローワークの事業拠点は、出張所を含め約500か所程あります。それに比べ民間の紹介事業所は2万か所以上あると言われています。数だけを見ると、圧倒的に民間の方が多いのですが、国の機関であるハローワークは、都市部、地方を問わず全国に万遍なく設置されているのが特徴です。
東京都の委託事業。再就職用プログラムがある
ハローワークが全国にあるのに対し、今回ご紹介するのは「東京都」のみではありますが、再就職を希望する54歳以下の女性を対象としたプログラムがあります。
【女性しごと応援テラス・東京しごとセンター】のプログラムです。東京都の委託事業のため、このプログラムは全て無料で受けることができるのです。
これまで結婚や出産、子育て、介護などとさまざまな理由で仕事をすることが出来なかった女性のため、就職活動のサポートや職業紹介も行っています。
- 事務(様々な事務職について学び、ExcelやWord操作)
- 人事・給与計算(給与計算・社会保険のしくみを学び、給与計算ソフトの操作)
- 経理(簿記の基礎・仕訳・決算を学び、会計ソフト操作)
- 医療事務(点数計算、カルテ計算、レセプトの見方を学び、ExcelやWordの操作)
コースは5日間と12日間の2つに分かれており、職種別の専門知識、就職活動の進め方、パソコン実習、さらに再就職経験者や人事担当者との交流会まで!盛り沢山の手厚いバックアップ体制があります。
子育て真っ只中の方はもちろん、20年以上職歴の無かった方も数多く参加しているとか。同じように職探しの仲間がいる。これは心強いですね。
無料で使える公的機関のサービスを有効活用しよう!
仕事探しは本当に、どれだけ情報を得られるかがポイントなんだなと、今更ながら思います。敷居が高いと感じていた公的機関に手厚い支援があることがわかったり、ネットだけでは履歴書の書き方が正しいかどうかすらわからなかった、再就職初心者に対して、履歴書の書き方からハローワークでは指導してもらえるのですから。
無料で情報が集められて勉強もできる。【女性しごと応援テラス・東京しごとセンター】は、ブランクがあって仕事探しに迷っているあなたの強い味方になってくれるでしょう。
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