仕事を見つけたくてハローワークに通っていると、ある程度受けたい仕事や会社の情報が集まってきます。その中からいくつかを選んで履歴書を送り、その後の進展を待ちます。
事務職を希望する場合、技能試験(パソコンのワードとエクセルがメイン)を課すところが多く、これに向けての勉強にはある程度対策が立てられるためコツコツとパソコンと向き合っていました。一方、一般教養試験とは何が出るのか全く検討がつきません。
今回2つの試験を受けてみた感想をご紹介します。
ワードとエクセルの試験とはどんなものが出るの?
求人票で「ワードとエクセルができること」と書かれているところは、事務職ではよくあることです。「簡単な入力」から「データ処理ができること」などその幅は広く、掴みどころがありませんね。
実際に何社か受験してみた結果、面接の際、実技試験を設けているところは入社したらすぐパソコン業務をしっかり期待されている会社だとわかります。「Wordは触ったことがあるけどExcelはほとんどなくて」や「Wordは文章を入力するだけでしょ?」という認識の人には、技能試験のあるところでは難しいと感じました。
ワードの試験で見られていること
- 文章入力の正確さ
- 入力した文章を校正する力
- 表などを入力できる力
などが問われます。膨大な量の文章が書かれた紙を渡されて「3分間で出来るところまで入力してください」という試験もありました。3分!まず初めて触るパソコンに慣れるだけで3分経ってしまいそうなので、とにかく手を動かすしかありません。
もう少し長い時間もらえるところは、その後インデントを変更したり、フォントを変えたり、罫線を入れたりという作業も試験に含まれていました。
ワードに関するある程度の知識、せめてワードのテキストの基礎編は終了していないと、なかなか戦えないなと思ったものです。
私はこのテキストを毎日開いて勉強しました。エクセルである程度操作は分かっているので、ワードはそれほど困りません。
ワードに触れるのが初めての人でも、基本的なことが丁寧に紹介されているので、パソコンとテキストがあれば毎日コツコと続けていれば理解できると思います。 ワードもエクセルも初めてという人は、ワードからスタートが取り組みやすいでしょう。
エクセルで見られていること
- 表の計算
- 関数を使えるか
- 入力のスピード
エクセルの場合は、基礎だけだと少し不安が残ります。というのも、エクセルは覚えることが多く、基礎だけではエクセルの用語を知った程度で終わってしまうからです。「こういうケースには、こういう使い方をする」という風に理解できるようになるのは、応用編を終えたくらいからでしょう。
もちろん人によって差はあると思いますが、エクセルは表に文章を入力くらいしか出来なかった私がスタートした後の感想です。
一般教養試験とはどんなものが出るの?
これは、受ける会社や部署によっても大きく変わるのだなと思いました。
- 漢字の読み・書き
- 簡単な計算
- 社会人としてのマナーの知識
- 新聞に出ている用語が理解できているか
ということが出題されました。時間はおよそ45分程度で、一見少なそうに見える問題も、普段の生活ですっかり書かなくなった漢字の書きにまずつまずいたことから一気に頭が真っ白になり、次の計算は、簡単なものしか出なかったにもかかわらず、焦ってしまいました。
たとえパートや派遣社員の試験だとしても、一般教養試験と出てきているからには、ある程度広い範囲の知識が求められます。どのくらいが合格範囲かはわかりませんが、これは大勢の応募者をふるいにかける試験なので、事前対策のしようがありません。
前もってしておけばよかったことがあるとすれば、漢字を書く練習をしておくことや、新聞を隅々まで読んでおくくらいでしょうか。計算に関しては、私は慌てて100マス計算をスマホのアプリに取り入れました。
職探しをするのは簡単ではないと知る
前回のパートの職は、面接だけで決まってしまったので、今回の仕事を得るための試験や面接は、なんと20年以上ぶり!と言うものでした。50代になって多少の図々しさも身につけたとはいえ、一発勝負の就活の試験はやはり緊張します。
見回したところ同世代またはそれ以上の受験者が多く、それらは励みになると同時にライバルがこんなに多いのだと身が引き締まる思いでした。
仕事を得るということの大変さ。言い換えれば、働く仕事があるということの有り難さをひしひしと感じる就職活動です。
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