20年以上の専業主婦生活が続き、子育てに専念してきた月日は、再就職をしようと思った時は「資格がなく、仕事の経験が無い人」になっていました。
そんな私が事務職で再就職を目指すという、半ば無謀な挑戦を始めたわけです。学校に通ってMOSの資格を取り、こうしてブログを制作する日々。でも今思えばこの数ヶ月はとても集中できていろいろ学ばなければと前向きになれた数ヶ月だったと思います(まだ終わってないけど)。
そんな私の就活月間。元主婦でも役に立ったことをご紹介します。
資格なし・元専業主婦だとどんなことが弱いの?
- 履歴書に書けることが少ない
- 面接の時に「〇〇の経験は無いんですね?」と言われる
- どちらか1人を選ぶならやはり経験のある人が採用される傾向にある
それはそうでしょう。理解できます。面接の時に何度も「事務職として働かれたご経験は・・・最近では無いのですね?」と言われましたから。あるのは結婚前。遥か彼方の経験が頼りでした。これでは、採用する方も困ってしまいますね。
職歴が無い分アピールしたこととは?
- 経験がないからこそ面接で強くアピール
- 経験がないからこそ勉強している意欲があるということを示す
- 経験がないからこそなんでも吸収しますとアピール
そうなんです。経験がない。職歴も少ない。だからこそ、面接の時間がとても大切になるわけです。面接の時間は経験が有る無しに関わらず皆平等に行われます。今回はどこも個別面接だったので、2〜4人ほどの面接官が一斉に私1人に注目してくれるわけです。
初回は緊張と面接の勝手がわからず、言われたことに対して「そうですね。できます。頑張ります。」と大人しく受け身の状態でいるだけでした。
でも、それではただの「おとなしい人」の印象で終わってしまう!と何回目かの面接の時に痛感しました。経験がない、職歴も少ない、しかも前職は事務でもなくパート。そんな人が強く印象を残すには、面接しかないのですから。
面接の第一声に「おっ?」と思わせる1行を言ってみる
1つの採用会場には多い時で30〜40人ほどの人が来ていました。その中から選ばれるのは多くて3人。大抵は1人という狭き門です。この狭き門で面接で印象を残したい!失敗してしまった面接を何度も思い浮かべてみると、どれも当たり障りないことしか言ってないなということに気づきました。
- 「子育てが一段落したので〜」から始まるフレーズ
- 「私がこの仕事を志望したのは〜」から始まるフレーズ
この出だしだと、他の人もきっと言っているだろうし、面接官としては聞き飽きているだろうなと思ったのです。
なので、思い切って
「この仕事につきたい○年越しの夢が叶って、今日ここに来ました」
とか
「私は友人に〇〇とよく言われます。」
などと言う出だしから始めるようにしてみました。そうするとこの文章の続きは「え?何?」って聞きたい気になりませんか?
あまりに一字一句志望動機を覚えてしまうと、余計に緊張するので、最初のこのフレーズだけ頭に叩き込み、あとは流れに乗って志望動機を話すようにしてみました。
するとなんだか緊張も解けて、スムーズに話せるようになるから不思議です(とはいえ、まるっきり緊張していないなんてことはなく、つっかえつっかえ必死で話したのですが)。
興味を持ってもらうという点では、他の人がまず話さないような出だしからスタートするのは緊張をほぐす意味でも有効だったと思います。
主婦だった月日も無駄にせずアピール
資格や職歴はなくても、子育てに邁進していた年月に、誰でも必ず何かしていたはずです。今回はPTAの委員をしたことをアピールしてみました。PTAも言ってみれば多くの人と共同の作業をする大事な仕事です。長くPTAの仕事をしていた人や、委員の中でも長のつく役職をした人ならば思い切ってアピールするのも職種によってはポイントになりますね。
また、地域のボランティアなどもしっかりアピールした方がいいと思います。大勢の人と協調性を持って働ける人と評価してもらうためです。
在宅でしていたライターの仕事も、私は6年間続けていたのでしっかり履歴書に記入してみました。仕事の内容とライターの仕事が、もしマッチしていれば、面接で評価されることもあるかもしれないし、全く社会と接点がなかったわけでなく、在宅でもクライアントとのやりとりなどをしっかりしていましたと伝えることもできます。
どんな経験も無駄にせずアピールしよう!
全く何も無いと思っていた自分の経歴も、この就活の間に色々と思い、考え、作り直すことで「主婦時代の経験だって立派にアピールしよう」と思うようになりました。
PTAだって、子育てだって、在宅ワークだって。人と関わることには変わりはないし、そういった色々な経験をしているからこそ、柔軟に新しい仕事にも取り組めますと、だから頑張らせてくださいと。最後はお願いのようになってしまいしたが、こちらは必死です。
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自分でも面接のコツというものがつかめ始めたのは、3カ所くらいから不採用通知が届いた頃からでしょうか。これから面接をするときに少しリラックスして臨めそう。そう思い始めています。まだまだゴールは見えないですが、春は来ると信じて!
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