これまで何度もお伝えしてきた「会計年度任用職員」の仕事への応募。私は主に市役所のHPやハローワークで見つけた求人に応募してきました。履歴書を送付したのが1月中頃から2月の始め。試験や面接を受け始めたのが2月第1週から第3週目にかけて。そして今日、発表がありました。
タイトルに全滅と書いてしまったので、結果はわかっているのですが、その過程がどうなっていたのかをご紹介します。
会計年度任用職員の応募した内訳
履歴書を送ったところ:8カ所
- 履歴書を送った段階で不合格になったところ 1カ所
- 面接後に不合格になったところ 4ヶ所
- 面接後に補欠になったところ 2カ所
- 受ける前から諦めてキャンセルしたところ 1カ所
どれも激戦区で、多いところは30〜40人くらいの応募者が集まり、募集が3人というものがありました。大抵は1〜2人の募集枠なので、すごい倍率になっていたわけです。
合格者発表はHPで行われたものも多く、それを見てみると、やはり面接会場で最初から親しげに話していた人や、やけに軽装で現れた人は既に会計年度任用職員として現在働いている人だったのでしょう。そう言った人が合格(受験番号が前後する人のことはちらっと観察して覚えていたのです)していたように思います。
『狭き門で、既に合格者が決まっていたにもかかわらず、採用試験をして今回新規で選ばれた人はいるのだろうか。』落とされたひがみもあって、ついついそんなことを考えてしまいます。
会計年度任用職員「不合格」は何が原因?
正直、最後の2ヶ所は自分としてもとても手応えを感じ、面接でも好感触だっただけに、ショックは隠せません。全力を使い果たしてしまったため、ここからまたどうやってモチベーションを上げたら良いのか途方に暮れています。
8か所も受験して、合格できなかった原因と思われるのはこの2つ。
- 既に受かる人(前年度も働いていた人が更新)が決まっていた可能性が高い
- やっぱり職歴の少なさがネックになっている
これしか考えられません。特に職歴に関しては、必ず「こういったお仕事をしていた経験は無いのですね?」と面接で聞かれました。「経験のなさを補うために資格を取ったり、在宅で仕事をしていました」と、面接でどんなに前向きにアピールしたとしても、元々採用人数の少ない上に、50代で未経験の人を1から教えるというリスクはどこも取りたくないでしょう。理解はできます。
が、経験を積みたくてもそのスタートラインにも立てない。あらためて、これまで過ごしてきた年月、もっと若いうちから働くということをしてこなかった自分に不甲斐ないというか、腹が立つというか、情けないというか。無力感に襲われています。
得るものもあった、会計年度任用職員への挑戦
結果として全滅になってしまい、まだ募集しているところはあるものの、数名だけの募集はまず無理だとようやく理解しました。なので、ひとまず「会計年度任用職員」と名のつく仕事への応募はここで終わりにしたいと思います。
残念な結末になったものの、得るものが全く無かったわけではありません。
- 合格に向けて自分でも驚くくらいの集中力を持って「面接対策」「小論文対策」「一般教養対策」などが出来た
- 面接を受けるという経験から、頭の回転が普段より数倍上がっていた
- これまで以上に新聞やニュースなどを真剣に見聞きするようになった
ぬるま湯に浸かっていたような専業主婦時代からパート時代を経て、50代にはなったもののまだ何かやれそうという気分になることが出来ました(とは言え、結果は全滅ですが)
並行してサイトでの求人情報集めも忘れずに♪
まだまだ続くよ就活は
2月は会計年度任用職員に始まり、会計年度任用職員に終わった月となりました。一番自信のあったところが不合格と分かった瞬間、涙が溢れてしばらく止まらず、呆然としていました。
その後すぐハローワークに出かけ、「会計年度任用職員がダメならここ受けよう」と思っていた会社(公務の仕事ではない、民間会社)に応募することとなりました。こちらはパートの仕事。経験の無さが問題となるならば、事務職として経験を積むために、パートから始めよう。パートならばもう少し採用の幅が広がるのでは?と思ったからです。
ハローワークの人にこう言われました
「ハローワークに募集をかけてくる会社は、即戦力として働いてくれる人を希望する傾向が高いですね。若い人ならば未経験でも長く勤めてもらって育てるのもありでしょうが、40〜50代の中高年層となると、やはり経験者が選ばれるようです。」
やっぱりね。そうですよね。
「でも会計年度任用職員で補欠になれるということは、全くダメだったというわけではありません。会社を選んで応募すればきっとご自分にあったところが見つかります。
何もしないよりは、こうやって次を応募してみることが大切ですよ。未経験とは言え、仕事をしていない間は子育てや地域の活動などされていたわけでしょう?全く社会と無縁だったのでは無いのですから。そこをしっかりアピールしてみてください。
私は、どんな経験も無駄では無いと思います。」
ハローワークの人の言葉に思わず泣きそうになる私。心に響きました。早く仕事が見つかるまで、もう少し頑張ってみます。
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