長く、苦しく、不安な5ヶ月間の就職活動期間がようやく終わりました。思いおこせば、前職のパートを辞めてパソコンの教室に通い始めたのが昨年の11月。ちょうど同じ頃にこのブログをアメブロからワードプレスに引越しさせ、パソコン教室に通わない時間は全てブログ作成に費やしていました。
そして2021年の年明けから開始した本格的な就職活動。戦う資格を持つためにMOS検定を受けたのに、いざ就職活動が始まってみると資格だけでは補いきれない「経験」の無さを心から実感することになるのです。
そんな私の仕事が決まった経緯をご紹介します。
公務の仕事「全滅」で見方を変えた
そもそもこの就活の目的が「会計年度任用職員=公務の仕事」に採用されることだったのですが、やはり非常に狭き門でした。2ヶ所の「補欠」を除いて9ヶ所全て全滅。立ち直れないくらい凹んでいた時に、重い足を引きずって訪れたハローワークで見つけたのが今回採用された職場でした。
公務の仕事にこだわりを捨て、検索の範囲を広げてみたところ、偶然ヒットしたのです。ちょうど会社がハローワークに募集を出したばかりというタイミングでした。
なかなか結果が出ない時は、条件に固執せず、検索範囲を広げてみるのは良いことだと思いました。通勤範囲を広げてみるとか、職種を広げてみるとか、それまでとはちょっと違った視点で探してみると良い条件が見つかるかもしれません。
好きを活かせる仕事が見つかった
それまで探していた仕事は、もちろん自分の興味のある分野だったのですが、事務職として仕事をするわけです。それが事務の仕事に応募することだと思っていました。もちろんすごく働きたかったのですが、内心「入ったら私ちゃんと働けるのかな?」と経験の無さを不安に思っていたことも事実です。
公務の仕事が全滅だった頃、偶然検索で見つけたのは、これまで再就職のために慌てて身につけたパソコンの技能を使って仕事をするものではなく、子育て中に在宅でライターとして身につけたことや、こうしてブログを書くなかで身につけたことが活かせる仕事だったのです。
- 文章が書ける人
- ワードプレスが使える人
- Canva(ブログバナーなどに使うデザインのこと)の使える人
- SNSで活動した経歴のある人
「年齢不問」「学歴不問」この求人票を初めてみた時は、「これだ!!!!!」と涙が出そうになったことを覚えています。自信がなくて不安だった自分が唯一自信を持って戦える職場ではないかと。
すぐに履歴書に思いの丈を込めまくって送付し、面接の日程が決まりました。少人数の会社なので、面接もZoomによるオンライン面接。それも緊張せずに話せた要因のような気がします。
面接では直近の自分の経歴を質問されました。結婚前の昔々の経歴ではなく、子育て期間のごく最近まで続けてきたライターの仕事や、ブログを立ち上げた経緯などを堂々と話すことが出来たのはこの面接が初めてでした。
好きなこと、得意なことを仕事に出来るかもしれないと思った瞬間でした。
2次面接まで10日間の待ち時間
1次面接では好感触だったものの、過去の例から全く油断できないのは分かっていました。そのため、「2次面接は10日後に同じ時間でお願いします」と言われた時に、不安で心許ない10日間を過ごすことになるのです。
あえて、この期間は職探しはせず、1次面接の時から見られていた自分のブログやSNSを更新することに力を注ぎました。書くことが好きで、それを仕事にしたいと思っているのなら、こまめな更新をして活動していることをアピールしておこうと考えたのです。
ちょうど子どもも学校が休みで在宅だったり、何かと慌ただしい10日間だったので、心のどこかに不安はあるものの、少し気が紛れて生活することが出来ました。
2次面接。熱い思いを伝え続けた
そして2次面接。こちらもZoomで、さらに上の人との1対1の面接です。緊張はしていましたが、とにかく「必死!」これを逃したらもう自分には仕事は無い。くらいに思って面接に臨みました。
Zoomで良かったなと思うのは、これが実際に会社へ出かけて対面での面接だったらきっと声が上ずり、震えていたと思うのです。過去のブログを見ていただくとわかると思いますが、これまで気合の入りすぎた自分がことごとく失敗していたのですから。

オンライン面接なので緊張はしつつも、少しリラックスして臨めたのは、本当にラッキーだと思います。
次の日に「採用」の電話が!
面接後にまた1人反省会を行い、あれがダメだったこれがダメだったかもと落ち込んだりもしました。これでも合格しなかったら、前職のパートでまた採用してもらえるだろうか。などと思っていた時。朝一番で昨日面接した会社からの着信が!すぐに折り返すと。
「面接の結果をお伝えします。社内で検討した結果ぜひうちで働いていただきたいと思います」
とのこと!
わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
涙がこぼれました。本当に嬉しかった。
「とにかくZoom越しに伝わってくる、働きたいという熱量に圧倒されました。」
とも言われました。そんなに前のめりだったのか、私。でも本当に必死にここで働きたいと思った気持ちを素直に表した結果でした。
これからが始まり
長かった就活の道のり。泣いたことも凹んだことも数知れません。送った履歴書は12通。そしてその中の1社が私を見つけてくれました。
50代、資格なしの自分にようやく見つかった仕事です。精一杯働いていこうと思っています。そして、自分の好きなことをコツコツと続けていけば、それがいつか役に立つこともあるのだなと改めて思いました。
このブログを読んでくださる方の中で、得意なことや好きなことがあるなら、それを仕事にするということも考えていくと、長く楽しく続けられるのでは無いかと思います。minneやココナラなどの自分の得意を活かせるサイトで腕を磨き、それを転職の時の切り札にするのも良いかも知れませんね。
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