50代の就活の末、ようやく新しい仕事、居場所が定まり、これまで以上にやる気に満ちている私は、日々新しいことを吸収しようと毎日奮闘しています。
前のめりすぎるくらい仕事に取り組んでいたところ、同僚から「そんなに先回りしてやってくれなくても大丈夫です」と言われました。現在自分が契約しているのはパートとして。しかも3ヶ月の試用期間中。なのに初めからエンジン全開で飛ばしていては、周りもハラハラしていたことでしょう。
皆それぞれが別々の場所に居て、オンラインで会議をしながら進めていくという会社の性質上、自分1人が先走っていては和が乱れてしまいます。熱くなりすぎていた自分を反省し、チームで連携して仕事をするということの大切さを再確認したのでした。
元夫から久しぶりの電話が
そんな時、久しぶりに元夫から電話がかかってきました。毎回楽しい話などなく、最後は喧嘩して終わることばかり。電話を受けるのも気が重いのです。たいていは無視しているのですが、たまたまその日は手元にスマホを持っており、着信に気づいて取ってしまいました。
ひととおり近況報告をします。子供たちの状況、彼は何も知りません。何しろ家族と関わらない。コロナということを言い訳に、子供たちとも接触をしていないようです。
せめて電話でもしてあげたらいいのに。でも、元夫からすると子供達のことを考えていない訳はないと言い張ります。離れていても、接触が無くても、自分は子供達のことを忘れているわけではないと。ほぼ毎日LINEで会話をしている私とは根本的に考え方が違っています。
そんな会話の中で私の仕事に対してため息をつきたくなるような発言をされたのです。
50過ぎにもなってこれからキャリア?無理無理
私が長い就活の末にやっと仕事を、自分の居場所を見つけた話を伝えました。それを聞いてすぐ「それって正社員?」と聞かれました。
正社員に今の自分の年齢でなることがどれだけ大変か。何度も心が折れながらも続けた就活の状況は、資格を持っていて最初から職探しで困ることがなかった彼には到底理解できないでしょう。私は「週3日のパートで現在試用期間中」ということを伝えました。
彼が言うには、週3日のパート程度では、十分なお金を稼ぐことは出来ない。そんなので大丈夫なのか?と。
思わず私は「これからキャリアを積むために勉強になる仕事なので、しばらくはこのまま続けていきたいと思っている」と伝えました。
「キャリア?50超えて今から?無理無理!今大事なのは、1日でも若いうちにどれだけ多くのお金を稼いでおくことだろ?キャリアを積むなんて言葉は、若い人が使う言葉なんだよ。」
そうなのでしょうか。モラハラで苦しめられたことが蘇ります。私のする事なす事、全て否定されていたのだっけ。
これまでも何度か述べたように「これまでの貯金(知識やスキル)」だけで70歳まで走り切ることはかなり難しい。今は、変化が激しい時代でもある。技術も次々と変わるし、仕事そのものの進め方や働き方など、とにかくどんどん変化している。常に、何か新しいことに関心を持ち、小さくてもよいのでチャレンジし、自分自身を「変化」させていかないとこれからのキャリアが不安だろう。不安というネガティブなことだけではなく、「新しいことに取り組み、少しでも変化していく」ほうが、自分もモチベーション高く、楽しく働けるのではないかとも思う。
引用:日経Biz Gate
上記の記事を読んで深く納得したのはもちろんのこと、自分と同じ気持ちを持つ50代もたくさんいるのだと気づいた安心感がありました。
「YouTube リベラルアーツ大学」には気づきが満載
毎朝1動画。朝の勉強時間に取り入れているこちらの動画です。お金に関して、仕事に関して、ブログを書くことに関して、気になるトピックが痒いところに手が届く細かさで紹介されています。
こちらの動画は「センスのあり?なし?」と言う言葉を使われてはいますが、これは普段から準備や努力ができているかいないかで、その後のチャンスに巡り会えるかどうかが変わってくると言うことだと思うのです。
やはりすごいなと思う人は、陰で人並み以上に努力をしているわけで。コツコツ努力を続けていればいつかセンスも磨かれるという希望を持たせてくれます。
キャリアも資格もない50代のこれからは
コロナ禍で働き方が大きく変化している今、以前までのような働き方しか出来ない人よりは、柔軟に変化に対応していける人の方がビジネスチャンスに出会う機会も多いと思うのです。
たとえ大きなキャリアは築けないとしても、仕事をすることで身につけるもの、出会った人、そういったものもこれからの人生に役立てることができたら、それが50代からのキャリアと呼べるのではないでしょうか。
元夫のように「もう無理」と決めつけるのではなく、しなやかに時代の変化に対応しながら細く長くキャリアを積んで行けたらと感じています。
これからのために、働く本業とそれにプラスした何かを身につけていきたいと思っています。細く長く働いていくために。
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