ブログを育てる。この言葉が最近気に入っています。
無料ブログのアメブロから、お金を払ってワードプレスに引っ越した時から、ブログに対する取り組み方のスイッチが入りました。ただ漫然と書いているのではなく、これからは読まれるブログを書かなくては!と。
そう意気込んでみても、家で1人でパソコンの前に座ってブログを綴るのって、結構孤独な作業です。特に私が選んだテーマは、前半は「離婚」だったので、他の誰かに話す事もできず、誰かと比べる事もできず、独りよがりな文章が多かったな〜と今になって読み返すと恥ずかしいです。
さまざまなサイトを検索したり、ブログをしている人のコミュニティに参加したり。
現在進行形でブログを書いている人、ブログの知識が豊富な人、ブログを大きく育てることに成功している人の話を聞けるのは、勉強になるし、とても嬉しいものです。その中で知恵や情報を教えていただき、さらにブログの教科書のような本があることを知りました。実際本屋に行き、気になった本を片っ端から読んで「さすが!」と思った本をご紹介します。
ブログ飯(めし)
この本の初版は2013年。それから2020年の現在まで12刷もされています。それだけ読者がいて読まれている本ということ。これは凄いです。著者の染谷さんが、とても読みやすい言葉で、専門用語などはほとんど使われず、初心者にもわかりやすいようにブログについて、その運営の仕方について書かれています。
ブログを続けるための重要なポイントが、初心者・中級者・上級者用に考え方が変えて書かれていました。ブログを書いてそれで収入を得ている人というのは、ここまで戦略的に考えているのだと、ブログ初心者の私はその凄さに圧倒されました。
でも、ITに詳しい人だけがブログで成功しているわけではなく「大切なのはその人の個性が表れるようなもので、その話題で一晩中でも喋っていられるようなテーマを選ぶこと」という言葉に、それなら自分でもできるかもしれないと思ったことを覚えています。
この本を読んで一番感動した(というか面白かった!)のが、奥様のコラム「鬼嫁は見た!〜没個性サラリーマンの華麗なる転身の秘密〜」です。笑いました〜!そして旦那様の個性を早くから見抜き、それを後押ししていた奥様の戦略(!)も素敵だなと思いました。離婚した自分は、このご夫婦の何分の1いや何十分の1も、自分たちの未来について話をしていなかったなと、改めて思い知らされたりもしました(涙)。
読まれる・稼げる ブログ術大全
「ブログ飯」が2013年発行の本。それからインスタやyoutubeなどが台頭してきて、ブログの環境も随分変わったなと思っていました(もちろんブログ飯はバイブルのようにして毎日必ず眺めていたのですが)。
いつものように書店でブログ関係のコーナーを見ていると、見たことのない本が。それがこちら。2020年10月1日初版発行とあります。まだ発売されたばかり。これは今まさにブログを本格的に始めようとしている私にとっては教科書となる本なのでした。
始めたとしても9割が続かない、と言われるブログを継続させるコツが書かれています。この本の感動したところは、著者のヨスさんが、文章の書き方に対して細かすぎるくらい丁寧に教えてくれているところです。わかりやすい文章を使う、人が読む順番を考えて、記事のレイアウトを考える、タイトルの付け方、スマホで読まれることが多い現在に、スマホでブログが読みやすいレイアウトの作り方。どれも目から鱗で、忘れないように付箋を貼ったページがどんどん増えていきました。
そしてブログという個人でパソコンに向き合ってする作業でも、大切なのは「仲間を作ること」だと書かれています。私がオンライン上のコミュニティーに入ったのは、間違いではなかったと確信できました。
「好き」だけではなく「続けられる」ことが大事と知る
「ブログ飯」と「ブログ術大全」。2冊読めば最強です!まだまだブログを始めたばかりで読まれる・稼げるとは程遠い私ですが、夢を持つことの楽しさを教えてくれる2冊となりました。自分の興味のあることだと、あっという間に本も読めるものです。パソコン教室のテキストとブログのテキスト、今の私の周りには、付箋のついた書籍がたくさんです。
好きなこと、興味のあることの先にブログがある。離婚体験談から始まった私のブログですが、今後の働き方を考える上でも大切に育てていきたいと思っています。